"ドラマ"ティック MY LIFE

テレビっ子カヲルのドラマと映画の日々。好きなこと:旅行、エンタメ、ジャニーズ

後輩A子からの相談「仕事がもう嫌なんです」

こんにちは、カヲルです。

私は昔からなにかと相談されやすい体質らしく、自分でもカウンセラーとか向いているんじゃない?とか思って、コーチングの勉強とかしたことがあります(カウンセラーとコーチングはベツモノですが)。

 

そんな中、学生時代の後輩A子が仕事で悩んでいるという。一通り話を聞いて、コーチング的テクニックを使ったら、A子はすっかり気分が落ち着いたそうなので、一連のやりとりをアップします。こんな世の中ですからねー、もやもや悩むこともありますよね。

 

A子とのやりとりはこんな感じ。

A子「仕事がもう嫌です。希望部署で楽しく働いていたのに、新規事業の部署をやらされることになって。しかもプロジェクトマネージャーで、責任もあるし、毎日12時間くらい働いて体もメンタルもしんどいんです...」

 

カヲル「じゃあ仕事辞めたいと思う?」

 

 A子「辞められるなら辞めたいですよ。でも、こんなコロナの状況の中、辞めても次の仕事見つけるの大変だろうし、そもそも転職活動も面倒だし。今の職場だって転職してまだ8か月くらいなのに」

 

カヲル「そっかあ。じゃあさ、例えば、今の職場でもう長く働いていてこの状況になっていて、世の中の状況がコロナじゃなくって、さらにヘッドハンティングにあって転職活動不要だったら、今の職場は辞めてる?」

 

A子「…辞めていますね。」

 

カヲル「じゃあやっぱり辞めたいのかもしれないね。前の部署に戻れたら、辞めたくない?」

 

A子「辞めたくないです。」

 

カヲル「そっか。ということは、会社が嫌なわけではなくて、今の新しい仕事が合っていないんだね。部署を戻してほしいことは上司に伝えている?」

 

A子「はっきりとは伝えていないです。言っても無駄だと思うし...人手不足でその部署に行かされたわけなので、私が前の部署に戻って引き継ぐ人がいないですもん。」

 

カヲル「そうしたら今の部署で我慢して仕事続けるしかなくなるよね。じゃあ、今の部署にい続けるのは仕方ないとして、まだマシになる働き方はある?」

 

A子「そうですね...単純に作業量が多いので、あと一人でもチームに入ってくれるといいかもしれません。」

 

カヲル「そうしたらそれは上司に伝えてもいいかもね。作業を円滑にするためだし、単純に労働時間長すぎだし!」

 

A子「そうですね...」(まだ顔は晴れない)

 

カヲル「でもさ、すごくすごく仕事がしんどいなら、辞めちゃって全然いいと思うよ!辞めて数ヶ月無職でも死ぬわけじゃないでしょ?今の職場が転職したばかりだったとしても、そんなの気にしなくていいよ。誰もそのことで非難なんかしないよ。自分が逆の立場でも、「へー辞めちゃったんだ、次は自分にぴったりなところ見つかるといいね」くらいでしょ?毎日しんどい気持ちで過ごすよりも、前向いて頑張れる何かを見つけた方がよっぽど健康的!」

 

A子「そう思いますか?」(表情が少し明るくなった)

 

カヲル「あ、A子、さっきよりも良い表情になったよ。ってことは、やっぱり仕事辞めたいんだね。別にそれでいいじゃん。辞めるぞ、って思ってどうやったらスムーズに辞められるかを今から準備しておけば?無職になるのが怖かったら、週末に在宅でできる副業を始めるとかして、少しでも稼げる基盤を作っておくとか。そうやって今の状況で立ち止まったままうじうじ悩んでいるよりも、何かしながら悩んでいた方が、先がひらけてくるかもよ」

 

A子「なんか心がスーッとしてきました!カヲルさんありがとうございます!!」

 

という感じのやりとりでした。A子は「仕事辞めてもいいよ」という誰かからの言葉を待っていたんですよね。本当に辞めるかどうか、というより、“辞めるという選択肢を持っている”ということだけで気持ちが軽くなることも多いにあるんですよね。

 

「仕事辞めたい」相談ってそこらへんにごろごろしている話。白黒つけなくても、グレーという提案もアリ。